会津電力株式会社
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「2011年3月11日以降、東京電力第一発電所による未曾有の原発事故により福島は放射能汚染と向き合わざるをえない状況に追い込まれた。脱原発を選択した福島県は原子力に依存しない、安全で持続的に発展可能な社会づくりを目指し新しい福島を創ることとし、このことで私達自身が果たす責任においても議論し、その責任を次世代に残さないように、少なくとも10年内に県内のエネルギーを再生可能なエネルギーのみで供給する体制をつくりあげる」という目的のもとに、会津電力株式会社は、原子力に依存しない安全で持続可能な再生可能エネルギーの普及とその事業をおこない、同時に地域の資源を利用した多様な地域分散型エネルギーの創造と、その提供を通じて地域の経済や地域文化の自立に向けた地域社会の創造を事業としています。
*会津電力株式会社:https://aipower.co.jp/
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株式会社元気アップつちゆ
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土湯温泉は、東日本大震災による建物への直接的被害に加え、東京電力福島第一原子力発電所事故による風評被害により、5旅館が休廃業してしまう事態に見舞われました。その結果、温泉地としての規模や宿泊収容定員数も半減し、観光客が激減してしまい、町の存続に係る危機的な状況になりました。株式会社元気アップつちゆは、この危機的状況から土湯温泉町の復興と振興を目指すため、地元資本により設立したまちづくり会社です。町内を流れる東鴉川の第3砂防堰堤(1952年完成)を利用した小水力発電事業と、土湯温泉源泉地の温泉熱を利用した地熱バイナリー発電事業を「復興の柱」とし、再生可能エネルギーを通した新たなまちづくり事業を展開しています。再生可能エネルギー電気の固定価格買取制度に則った売電を行い、得られた収入は投資分を償却後、まちづくりと観光地づくりを中心とした同町の復興に利用しています。
*株式会社元気アップつちゆ:http://www.genkiuptcy.jp/
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一般財団法人ふくしま自然エネルギー基金
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ドイツ・シェーナウ電力から贈られたシェーナウ環境賞の資金を原資として、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の惨禍からの復興、未来創造に関する事業を行う。福島県民主体の自然エネルギー事業、復興関連事業を支援するとともに、原発に頼らない、自然調和・持続・循環型社会モデルを具現化し世界に発信することを目的とする。
・原発事故被災地の復興・地域創生を支援する事業
・福島県民主体の自然エネルギー事業を支援する事業
・地域主導による福島の未来創造に関する事業
・原発事故の教訓を世界に発信する事業
*一般財団法人ふくしま自然エネルギー基金
http://www.fukushimafund.or.jp/
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ギャラリー・オフグリッド
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福島の新たな文化の創造と発信の拠点として生まれたギャラリー・オフグリッド。すでに在る文化の生産=消費のシステムには身をゆだねることなく、みずからの力で、みずからの思いを表わし、みずからの未来を創りだす。そのために、多くの人々と寄り合い、つどう、コモンズ(入会地)のような場所たることを目指して、活動してきました。福島のいまを共有し、福島のあすを語り合うためのはじまりの場所となるためにより力をつけて、みなさまとここに集う時を楽しみにしています。
*ギャラリー・オフグリッド:http://www.fukushimafund.or.jp/gog/
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その他